証券の取引方法には様々なものがある。逆指値注文や日計り注文について前に説明したが、今回はリレー注文についてである。
リレー注文とは、あの競争の「リレー」をイメージしてもらうといいだろう。前の走者が次の走者へバトンを渡す…というように、最初に注文した株が約定したときに、続けて自動的に株を注文するような取引方法である。アンカーだったら後が続かないじゃないか…というツッコミはご遠慮願いたい。
リレー注文のメリットは、いちいち相場の確認や約定結果を見なくても、ある条件での約定の場合に自動的に注文を出すことができるところにある。
例えば、「Aという株を売却することができたら、Bという株を購入する」というような発注方法だ。連続して証券取引を行う場合に便利な方法なのである。もちろん、これとは逆に株を購入してから売却することもできる。ちなみに、「Aという株を売却することができたら、B・Cという株を購入し、D株は売却する」というように、複数の注文を出すことも可能だ。
「E株が900円にまで下がったら売却」ができた場合、「Fという株を購入する」というように、逆指値注文と組み合わせる応用パターンもできる。
普通の注文では、約定してから次の注文を行う必要があったが、リレー注文をすることで、忙しい人でも証券取引をすることができるわけだ。
