インターネットで株取引を始める個人投資家の増加に伴い、国内3大証券会社を合わせたオンライン取引の口座数が過去最高になったという。

この3大証券会社とは、野村證券大和証券日興コーディアル証券だ。3社合計の昨年12月のオンライン取引口座数は昨年末で630万を突破し、過去最高を記録している。

昨年末の段階で、野村證券では前年比14・1%増の306万5000口座を占めていたという。野村證券は、傘下にあるジョインベスト証券の統合を検討しているというニュースもあり、今後さらにインターネット取引の強化を図っていくことが予想される。

最も口座数の増加率が大きかったのは大和証券だ。昨年の8月8日に、大和証券ではインターネットでの夜間取引(18:00~23:59)に参入したこともあり、それが口座数の増加率に貢献したのではないかと推測されている。大和証券の夜間取引ではオークション方式ではなく、マーケットメイク方式を採用していることでも話題になった。マーケットメイク方式とは、投資家の売り注文や買い注文に対し、マーケットメイカー(取引所から資格を得ている証券会社)が相手方となって売買を成立させる方式だ。

日興コーディアル証券でも、前年比7・6%増の128万9000口座を占めていた。しかし、米国金融大手のシティグループが、傘下の日興コーディアル証券が売却を検討しているというニュースが飛び込んできているが…。 :neutral:

オンライン取引は口座開設が無料ということもあり、複数の証券会社で口座を開設している個人投資家も多い。口座数=投資家数というわけでもないが、市場の活性化につながればと思う。