2009/06/12 (金)
テーマ:FX
金融庁が、少ない証拠金で高額の取引ができるFXの「レバレッジ倍率規制」に乗り出したという。
規制に踏み切る理由として、投資家保護を目的に挙げている。わずかな値動きで証拠金が全額失われるという取引は異常であり、最低限の秩序を設けることは必要だということらしい。
以前より、高いレバレッジでの取引を提供する業者が増えていることが問題視されていた。多くのFX業者では、100倍以上のレバレッジを提供しているのだとか。600倍という非常に高いレバレッジを提供するところもあるというのだからオドロキだ。FXは少ない資金で大きな利益を得ることができるという点で魅了があるのだが、倍率が高くなると大損する可能性もある。
金融庁では、先月に約1年間の猶予期間を経た上で、FXのレバレッジの上限を1年間は50倍、2年目以降には25倍とする規制案を公表している。この案では、1年目に必要な証拠金は2万円だが、2年目以降は4万円となる。この案ではレバレッジ倍率が高くなるほど、少額投資で大きな取引ができることになる。ただし、わずかな値動きでも証拠金がなくなってしまう可能性はある。
日本弁護士連合会でも、レバレッジの高い取引となると賭博性が強くなるという傾向を考慮し、規制強化を指示しているようだ。しかし、少ない資金で大きな利益を得ることができるFXのメリットが享受できなくなるとして、一部の投資家からは反対する声が出ている。 ![]()
