2009/07/17 (金)
テーマ:証券会社
インターネット専業の証券会社であるマネックス証券が、「カブロボファンド」という投資信託の発売を開始した。
「日本株ロボット運用投信(愛称:カブロボファンド)」という投資信託は、「カブロボ」というコンピューターの株式売買プログラムにファンドの運用を任せるというもの。カブロボはマネックス証券が早稲田大学などと共同で開発したプログラムだ。
カブロボには、代表的な日本企業500社の財務情報や過去10年の値動きのデータが登録されているのだとか。そのデータをベースとして、ポートフォリオや個別銘柄の投資判断を行う。
カブロボには4種類あり、「小刻みの売買」「チャート分析重視」「順張り」「逆張り」というように、それぞれ得意分野が異なる。その4種類のカブロボの判断を基に、「マスターロボット」が午前と午後の取引時間前に売買注文を出すという仕組みだ。
3月に1ヶ月間の運用テストを実施し、TOPIX(東証株価指数)を2割近く上回る運用成績を誇ったという。
人間のような迷いはないため、冷静沈着な投資判断が可能となる。運用経費についても、ファンドマネジャーの報酬に比べると割安になるようだ。人的ミスによる機会損失の回避も可能だ。ただし、プログラムの監視やシステムトラブルへの対応などの手間がかかってしまう。
カブロボの登場で、人間の運用担当者はもう不要といわれるのではと自信を見せている。確かにメリットは多いが、個人的には、証券取引において機械的な判断だけでは少し不安な気もする…。(ちょっと昔のロボットアニメのような)主題歌を聴くことができるカブロボ専用ページも開設されているので(歌:サンプラザ中野くん)、気になる人はチェックしておこう。 ![]()
