株主になった場合のメリットのひとつに、株主優待制度とがあります。これは、株から直接に得られる利益というよりは、企業が株主に対して行う補足的な利益といえます。
株主優待制度とは、簡単にいうと株を買ってくれた人に対する企業からのお礼のようなものです。自社製品がもらえたり、特定のサービスを受けたりと、企業によって多種多様です。
株で得ることができる利益には、配当金(インカムゲイン)や売却益(キャピタルゲイン)以外に、株主優待制度というものがあります。
株主優待制度とは、要するに企業が株主に対して行う「おもてなし」と考えると分かりやすいかと思います。一定の時期に、株の保有数などの条件を満たした株主であることにより、商品券や割引券、自社製品がもらえたり、特定のサービスを受けたりすることができます。もらえるものは企業によって様々であり、豪華な株主優待では旅行という企業もあるようです。
この株主優待制度、そもそも企業や商品の知名度向上、個人株主を増やすことにより株主の総数を増やす、株価対策と買収対策など目的は企業によって異なります。このような優待制度は、始めは株取引に付随するものでした。現在では株主優待を実施している企業は1,000社以上にも登り、多くの上場企業で採用されています。ただし、株主優待制度はあくまで企業側の好意によるものなので、優待内容の変更や廃止という可能性がある点は注意が必要です。